● 〜子どもの風景〜 人とかかわる力を育む ●

幼稚園で見ることのなかった光景で中学生が幼稚園の子どもたちと遊ぶ姿

「中学校社会体験チャレンジ事業」で職場体験の場として幼稚園を選んで訪れる中学生です。地域との交流を深め様々な人や仕事と出会うことで、社会のマナーや望ましい職業観を育むなどの目的で平成11年頃スタートしたこの事業が拡充され、いまではすべての中学で実施され沢山の中学生が幼稚園を訪れるようになりました。

2・3日の体験ですが掃除をしたり子どもと遊んだりと日常の中学校生活を離れての体験は、中学生にとって新鮮で興味深く楽しいようです。幼稚園はその他の社会体験施設が沢山ある中でも人気があるようです。競争率が高いと聞いています。「おにいちゃん・おねえちゃん」と慕って、一緒に遊んでもらったり、気遣ってもらったりと幼稚園の先生とはまた違って、何の邪気もなくかかわってくれる中学生との出会いは幼稚園の子どもたちにとっても良い体験となっています。3日目の最終日には別れを惜しむ気持ちをうかがわせます。

幼稚園は子どもたちにとって初めての集団の場です。生活の自立が高まり社会性が芽吹くこの時期に、家族という極めて限られた人々で構成される家庭から一歩出て色々特徴を持っている子どもや先生と出会い、一緒に生活するうちに心身の発達を重ねていく場が幼稚園です。

少子化が進み人間関係が希薄になってきたといわれる今、幼稚園でも「人とかかわる力の育成」が重要な課題の一つになっています。友達との遊びの中にどう入るか、どうしたら友だちと仲良く遊べるか、喧嘩になったらどうしたらいいのかなどは「仲良く」と言われても理屈では理解できません。人間関係において直接体験が重要です。そこで幼稚園では挫折感や葛藤なども含めて友達とのかかわりを、豊かにもてるよう努めています。ただそれでも、幼稚園は満3歳から6歳の年長組までの限られた年齢の子どもたちが集団生活を営む場で「様々な人達との出会い」という点では限界があります。

そうした点からも中学生の体験学習は子どもたちにとっても意義深いものがあると思われます。卒園した生徒たちが幼稚園を懐かしがり、自分が過ごした過去を振り返りながら、楽しんで園児にお世話をしている姿に思わず成長を感じ、嬉しく思う瞬間でもあります。様々な人との出会いを大切に、社会は様々な価値観や世界観、教育観などを持った人々が支えあって暮すところだということを「様々な人達との出会い」の中から知らず知らずのうち学ぶことが子どもたちには必要なことだと思います。1月号にも「コミュニケション」能力のことに触れましたが、メールやラインの時代かもしれませんが、人とかかわることは大切だと思います。

 

● 大きく育て 未来に向けて ●

夏の間に葉をいっぱい繁らせ緑のお山を作っていた欅並木も、今は葉をすっかり落とし、木枯らしの中を細い梢が天を貫きツンとそびえたっています。大地にしっかりと根をおろしたこの力強い雄姿をみると何か子どもたちの成長とよく似ているように思えてなりません。

家庭という大地から十分な栄養を取り、子どもたちをとりまく環境の中で、太陽の光をサンサンと受けて力強く育っていくのです。時には悪い枝が出たり、害虫に葉をむしばまれたりすることもあるでしょう。そんな時にはお父さんの、お母さんの、家庭の深い愛情を気づかせることで、よりよい方向に育てられていきます。幼児期における望ましい体験はこれからの人間形成の上で極めて大きな役割を果たすものです。


親として子どもを見つめたとき、一つのことが出来たことを褒めることを忘れ、ついつい更に上のものを求めたくなってしまいます。親の欲求で次から次へと過大な期待をかけられたら、子どもの心にどんな影響を与えるでしょう。これから空に向かってぐんぐん伸びようとしているとき、伸びる芽を押さえられたり、大きな枝が切り落とされたりしたら、また片寄った栄養を与えられたりしたら美しい大樹は育ちません。偏屈な片意地を張った姿になってしまいます。今ある子どものありのままの姿を見つめ、深い愛情と温かい心をいっぱいに注ぎ、心の栄養を十分に与えてあげましょう。愛されて育った子は、人を愛することができる人に育ちます。

子どもにとっても親にとっても2018年共によりよく生きるために、力強い第一歩を踏みだし、しっかりお子さんを見つめ、良いところ褒め認め自信を持たせ、自分の力でできることを増やしてあげましょう。

 
 

       ● 「生きる力」を育む教育

         「砂場遊びの質が将来の年収を左右する」 ●

先日、東京文京区の東京大学福武ホールで園長・リーダー研修会が二日間あり参加しました。

その中である大学の先生の講義から、小学校に入る前の教育の質がその子の人生を大きく左右するということが米国での数十年にわたる追跡調査によって、明らかになったということです。極端に言えば小学校入学前にきちんとした教育を受けた子どもと、そうでない子どもとでは、大人になってから平均年収に大きな差がみられるというのです。

この話を聞いて私はそれほど驚くことはありませんでしたが、むしろ当たり前のように感じました。幼稚園連合会名誉会長の平原先生もこのようなお話を子育てジャーナルで紹介しており、もちろん年収がそのまま人間の価値を表すものではありません。あくまでも平均値の話ですので、例外もあるでしょう。しかし幼少期の教育が人格の根幹を形成し、その後の学校生活や社会生活のすべての場面で生かされることは間違いありません。

日本経団連が企業を対象に毎年行っている「採用を選考する際、特に重視していた点」の第一位は調査を続けて以来ずっと変わらず「コミュニケーション能力」だそうです。社会で生きる以上、他社とよりよい人間関係を築きながら、円滑に物事を進めていく力といえるでしょう。その素地は実は幼稚園の遊びの中で既に築かれているのです。

「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」という言葉があるように、砂をかけて人に迷惑をかけない、人から道具をかりる時はきちんと断って使い、返す時はお礼を言う。人に頼まれたら快く貸す。トンネルを完成させるためには、役割を分担して協力するなど、名地、砂場遊びを始めとする幼稚園での遊びには、社会を生きる上での基礎・基本がぎっちりと詰まっているのです。自由にただ遊ばせておけばいいという単純な話ではありません。大切なことは適切な指導の下で行うということです。子どもの遊びにはトラブルもつきものです。その時なぜトラブルになってしまったのか、今後どのように行動すればよいのか、優しく諭してくれる質の高い教師がいて初めて子どもの成長につながるのです。

お子さんの人生を左右する就学前の教育をどこに託すのか、単に預かり時間だけでなくその「質」を見極めて真剣に考える必要があると思います。私たちも質の高い保育を志していきたいと思います。

 
 

● 家庭の温かさこそ心の栄養 ●

運動会が終わり少し一段落をし、今度は音楽会に向けて各学年、クラスで年齢に応じた練習が少しずつ始まりました。お家に帰ってからも覚えてきた歌や合奏の曲を歌っていることでしょう。

お家で歌声や笑い声が溢れていることは子どもたちにとっても大切なことです。幼児期に家庭の温かさを味わうことがその後の育ちにどんなに大切かは言うまでもありません。

子どもたちが成長していく節々で色んな困難に出会います。そんなときの支えの一つとなるのが家庭の温もりではないでしょうか。親にとっても子どもが成長するにつれ悩みも増してきます。むしろ悩みがない親などありません。そんな時に「この子を全力で育てたい」という思いがあれば、きっと良い解決策も見つかるはずです。

まもなく冬休み、年末年始はお母さんも忙しいことでしょう。そんな時は子どもたちに「お手伝い」をさせて下さい。出来たら褒めて下さい。お手伝いを出来ることが子どもも嬉しいものです。是非参加させましょう。

 
 

● 家族の力を強める「家庭の教育力」 ●

 家庭や地域の教育力が低下したといわれています。勿論昔のような大家族はめったにありません。多くのご家庭で家族を構成するのは両親と子どもたちです。一般に父親が働き子どもと向き合うのはいつも母親というご家庭が多いかと思います。お母さんはとかく子どもの方に目を向きがちになり、ともすれば過保護・過干渉という事態になりやすいのです。勿論全部そうなるわけではありません。過保護・過干渉で育てられると、自分で判断したり自分で考えたりすることが苦手の子に育ってしまいます。

 幼稚園で大勢のお友だちと過ごすことのねらいは、一緒に遊びながら人との上手な付き合い方を学ぶことと言ってよいでしょう。子どもは3歳ぐらいになると興味関心が次第に広がり、家庭以外の友だちを求めるようになります。友だちと仲良く遊べるようになるにはとても工夫がいります。

 子どもは失敗をしながら学んでいきます。その為には先生の適切な援助や指導も欠かすことが出来ません。お互いの気持ちがぶつかり喧嘩することも少なくありません。相手の気持ちを理解したり、自分の感情を伝えられたりすることが難しいのです。

 様々な経験を通して子どもは成長していきます。子どもを育てることは沢山の苦労を伴います。お子さんの成長を実感出来る時、子どもを育てる幸せがあります。音楽会を通してその実感が持てること事が出来るようにしたいものです。
 
 

● 子どもを大事にするが甘やかさない 自立に向けて厳しさも大事 ●

幼児期から身につけなければならない躾は家庭でないとできません。小さい時から躾をきちんとしておかないと幼稚園生活でも落ち着きがありません。先生が「紙芝居をします。ここへ集まって下さい」と声を掛けてもじっとしていられなかったり、隣のお友だちをツンツンしてみたり椅子をがたがたする子が結構います。自分に気持ちを向けさせようとします。注意をするのも自尊心を傷つけないように声を掛けますが、他人に迷惑なことは気が付いていないようです。

子どもの気持ちを大事にするけれど甘やかしたり子どものわがままに負けないようにしなければなりません。教えることをためらって教えないことが子どもにとっては不幸なことです。慈愛の気持ちと厳しさを持ち合わせましょう。子どもの成長に合わせて親が子どもとともに,育つということが大切です。親が育たないと子どもが指針を示すことが出来ません。子育ては悪戦苦闘しながら色々なことを体験しながらの毎日です。わが子に愛情を注いで慈しんで育てると心豊かに育つといわれています。愛された経験があると人を愛するようになるものです。
うれしい気持ちを味わってもらう。

親が手本を示してやりましょう。親ができるようになると子どももできるようになるものです。親がやっていることを子どもはよく見ています。その上によく言って聞かせます。そして色々させてみましょう。うまくいかなくても褒めて認めてやると嬉しいものです。その嬉しい気持ちがやる気を育てる力になります。注意ばかりせず長所を見つけ子どもの気持ちを歪めてしまわないよう気を付けましょう。親の務めの中に幾つもの大事なことがあります。中でも大切なものは、自分の生き方を自分で決められるよう育てることだと思います。
 
 

● 偏食指導は静かに、少しずつ、粘り強く ●

子どもが偏食で!とよく耳にします。偏食の指導については色々な考え方があります。

ある専門家は「偏食指導なんて一切しなくてよい。好きなものを好きなだけ食べさせるとよい。ある時期がくれば、自然に克服できる」と言います。

またある専門家は「いや、小さい頃から色々食べさせないとだめだ」という方もいらっしゃいます。そのため、医療機関などでは「全く偏食指導はせずその子に任せる主義のところ」と「小さい頃からかなり強引に食べさせる指導を行うところ」と両極端です。

私もいろいろなお子さんや、保護者の方をフォローしてきましたが、わかったことがあります。確かに小学5年生位まですっかり偏食がなくなった子もいます。しかし、一方で成人するまで食べるものの範囲が狭く、から揚げなどしか食べられず、早い時期から肝障害や糖尿病になる子もいます。前者の場合ですが、偏食が自然にクリアできた子には、共通点がありました。小さい頃から生活のリズムや運動など全ての生活の要素に取り組んできた事です。小学5年生位はいわゆる思春期前期で体全体が変化を迎えるこの時期に適応の範囲がぐっと広がります。後者の場合はそういった取り組みがあまりされていなかった印象です。

いずれにしても、脳の中の問題が深く関与しています。生活のリズムなどの日常生活の取り組みは生きていく上では、非常に大切なのです。偏食指導は「全くやらない」のではなく、しかし「強引に行う」のでもなく「静かに少しずつ、粘り強く」が大切だと思います。

さあ!おいしいものがたくさんあるこの時期です。味を覚えさせるためには、出来るだけ旬のものを食べさせように心がけましょう。
 
 

● 子どもの風景  〜ありがとうの心を育むから〜 ●

先日のことでしたが、職員室にいると「せんせい、大変だよ!」と子どもたちが走って入ってきました。分けを聞く間もなく膝に赤い血をにじませ、沈痛な表情をして担任の先生に手を引かれてきたA君でした。「あのね、砂場に行こうとして階段のところあるでしょ。あそこでね・・・」と一緒にいたお友だちが説明してくれます。幸にも擦り傷で消毒してカット絆をはって一件落着。さすがに年長組のA君沈んだ口調で「ありがとう」と一言ポツリと言って心配して駆けつけくれたお友だちに付き添われて、保育室に帰っていきました。

元気な子ども達が遊ぶ幼稚園では小さな怪我は日常茶飯の出来事です。こうした小さな怪我の治療をしてもらったときに年少組や年中組の子どもたちは「ありがとう」という言葉が出てこないことが多いものです。こんな時幼稚園の先生は「ありがとうは?」と催促することがあります。「ありがとう」の言葉を催促するというのは、大人の世界ではおかしな話に思います。しかし子どもたちはこうした機会を通してお世話になった時にも「ありがとう」とお礼を言うことを知っていき、先程の年長組のA君のように自然に「ありがとう」の言葉が出てくるようになるのです。身近で働く人に関心を寄せ感謝する心を養いたいものです。

お金がさえあればなんでも手に入る時代ですが実際に作る人や、やってくれる方がいなければ物やサービスは手に入りません。そうした方に支えられ私たちの生活が成り立っています。私たちの命でさえ自然の営みに支えられ自然や社会、身近な人々に感謝する気持ちを大切にする必要があると思います。そういった意味でも家の家族幸せを守っているお父さんやお母さんそしておじいちゃん、おばあちゃんにも「ありがとう」の言葉をもっとかけ合いたいものですね!


● 直接体験が大事! ●

幼児は直接、具体物に触れたり、身近な人に関わりあったり、また、絵本やテレビなどの情報を通して身のまわりの物に興味・関心を持ったりしながら、自身や周囲への理解を深めていきます。

私は園生活の中で、子どもたちが直接体験をすることを大切にしたいと考えています。そのため四季の自然変化を通し、例えば冬には寒暖差を実感。冬という季節の特徴を理解します。肌で学ぶ"感"の一つです。また花を見て匂いを嗅いだり絵本や図鑑で、特徴や名前を確かめたり、絵にかいたり粘土で表現したりします。これはにおいで学ぶの"感"の一つです。園ではごく自然の直接体験から様々な活動が展開されます。中でも秋は木の実や葉っぱを集め、自然の中であらゆる"感"を働かせる絶好の季節です。子どもには、子どもの目線から自然の移り変わりを学んでほしいです。

五感を通して育てる

これらの"感"はいわゆる五感(見る、聞く、触る、嗅ぐ、味わう)で表現させます。その五感を刺激され、引き出されるものが「感性」だと理解しています。


 

● 「生活習慣の自立」意外に難しいですね! ●

夏休みが明け、生活習慣が乱れたり、逆にしっかり身に付いたお子さんもいらっしゃることと思います。乱れたお子さんは、早めに取り戻し、色々な活動に支障をきたさないためにも気長に頑張りましょう。

躾の基本は「親がやって見せてからさせてみる」を実行してみましょう。着脱衣、排泄、就寝や起床洗面、食事、挨拶など多岐にわたっています。まずお母さんが見本を見せ、さあ今度は○○ちゃんも一緒にやってみようね。と話ながら親子で一緒にやることで楽しくなります。

「一回やったからもうできるでしょう。どうしてあなたはいつまでたってもできないの!」とヒステリックになりがちです。気持ちはわかります。しかし大人と子どもは違うという事を把握し、穏やかな気持ちで接しましょう。大人がおこったりイライラすると、子どもは委縮してしまい、さらには反抗的になり、無視したりと返って逆効果になることもあります。

お母さん頑張りましょう。



● 「早くしなさい!」は禁句 ●

ご家庭の中で子どもと接するときの会話をちょっと思い出していただきたいのです。その会話の中で「早くしなさい」「急いで」といった子どもの行動をせきたてる言葉を多用していませんか?思い当たることありますか?

外出の時、靴を履く時、とまどったり、お風呂に入る時ぐずぐず服を脱いでいたりすると思わず「早くして!」と言いたくなってしまいますよね。でもです、よーく考えてください。そういったいしぐさを私たちは自分がするときのスピードでとらえていませんか?

ご自分が子どもの頃を思い出していただきたいのです。大人の感覚をいったん忘れましょう。いいじゃありませんか。最初に頃は遅いのが当たり前、と割り切ってむしろニコニコ見守ってみませんか?お母さんが笑顔で見守っていることで安心して集中できます。

そしてやっとできたら「○○ちゃんえらいねー。よくできたねー」と褒めてあげます。お母さんのそういった笑顔と言葉がけが、今度はもっと早くしようという原動力になるのです。



● 我慢の心を養おう ●

経済の発展にともない私たちの生活は豊かになってきました。品数も豊富になりお金を払えばほしいものを手に入れることができるようになりました。お店でも子どもの目線上に興味を引く品物が並べられていますから、「あれがほしい」「これがほしい」と駄々をこねられて、困った経験が少なからずおありかと思います。時にはフロアーに寝転んで自分の欲求を満たそうと試みる子を見かける事もあります。

先日次のような相談がありました。「毎日買い物に2人の子どもと連れていきます」年上の男の子は常におもちゃを欲しがります。今日は買わないよといっても効き目がありません。買い与えてもすぐに飽きてしまい、毎日毎日次のものを欲しがる繰り返しです。」ということです。親はまわりの視線も気になりますから、ついつい買い与えてその場を繕ってしまうのかもしれません。今日だけよと言っても子どもはそんな都合の悪い言葉はじきに忘れてしまいます。

子どもの欲しいものを買い与える場合は、「誕生日にね」「お父さんに相談しておくからね」といった「待つことができる力」「我慢することができる力」を少しずつ養いたいものです。そうすれば本当に欲しいものは何だったのかを考える時間的な余裕にもなります。親子であっても約束事は信頼関係で成り立っていますから、約束を果たすようにしましょう。子どもの興味も変わっていき、あれはもう要らないとか、約束したからと我慢すると言うようになったら、褒めたたえることをわすれないようにしましょう。

夏休み中、甘えることばかりでは親も疲れてしまいますので我慢の心を育てましょう。



● ことばを育てることは親の大事な務め ●

園の生活にもずいぶん慣れて、そろそろ自己主張するようになってきたところだと思います。夏休みを心待ちにしている園児たち!サマーフェスティバルと年長組はお泊り保育を終えると楽しい夏休みがやってきます。休み中の事故のないように明るく楽しく過ごしたいものです。この1学期のなかで様々な経験をし、少しずつお兄さんお姉さんになったかと思います。せっかく園のリズムに乗って過ごせた3か月間でしたので、休み中リズムをくずすことなく過ごせるといいですね。休み中、事故のないように明るく楽しく過ごしたいものです。園ではできない色々な経験、体験を沢山させましょう。

身近なものに、お母さんのお手伝いをさせることです。家事をお手伝いすることでチームプレイの楽しさを知り家族の一員として自信を付けて行きます。大人が期待するほど上手にできませんが褒めてあげることで、認められたという意識も高まります。またコミュニケーションもできるようになります。

また、最近ことばの獲得に悩みをもっていらっしゃる保護者の方が、増えてきたように思います。ことばの獲得は、子ども自身が親や身近な人とのかかわりの中で、刺激を受け、取り入れ受け答えをしながら、練習や努力を重ねて獲得していきます。日常生活の中で言葉の習得をしますから、ことばを育てる鍵は、親を中心とした身近な人とのかかわり方にあるといえます。子どもは親の愛情を受けて育つと、ことばだけではなく、さまざまな機能の発達が促されることがはっきりしています。忙しさにとらわれ、子どもが話しかけても後でとか、最後まで聞かず「うん、うん分かった」と適当に返事をしたりすると子どもは話すタイミングを逃し話さなくなります。
また、聞きたくて「今日は何したの?誰と遊んだの?」など矢継ぎ早に聞いたりすると、子どもは、面倒臭がり「忘れた」の一言で返してくれます。
子どものことばを育てることは、親として重大な務めと言えます。また以前に比べ家族構成が変わってきています。
どうぞ感情を込めて話し上手で聞き上手なお父さん、お母さんになる事です。


● 片付けができない ●

幼児は散らかしの名人で、片付けは大の苦手です。これは幼児が先の見通しを立てず行動する洞察的な思考力が十分に育っていないので、うまく段取りを決めて遊べないためです。そしていろいろなものが散乱し収拾がつかなくなってしまいます。また幼児は新しいことに興味が広がり済んでしまったものに魅力を感じないことも散らかしの理由の一つです。
ではこの散らかしをどのように片付けたらよいのでしょうか?

大きな声を出して「片付けなさい!」を繰り返したり「捨てちゃうわよ」と脅したり叱ったりして、結局代わりにお母さんが片付けているご家庭が多いかと思いますが、これでは自主性は育ちません。年齢によってもその扱いは違いますが、まず散らかしたということは、よく遊んだということで認めた上で、2〜3歳児なら一緒に手伝いながら「これはどこにしまうの?」と聞きながら少しずつ自分で片付けていくように導くことです。4歳以上でも「さぁ、そろそろお買い物に行くので、タイマーが鳴ったら片付けてね」と予告をしておくとか、「お母さんが洗濯ものを取り入れるから競争しょう」など遊びの展開で誘導するなど工夫してみると効果的です。そして多少の片付け残しがあってもガミガミ小言を言うのではなく「あれ、この絵本と積み木さんが残って寂しいって、いっているわよ」と指摘し、うまく片付けられたら「わぁ!きれいになったね」と努力を認めてあげることです。幼児でも自分が持ち出したものや使ったもの、自分で片付けた時の気持ちよさは当然あります。褒められたこと認められたことを嬉しく思い、また片付けようという気持ちになります。

最近のお子さんは玩具を与えられ過ぎということも片付けの下手な子を生んでいる理由の一つだと思います。もう興味のなくなったものを、おもちゃ箱に突っ込んであるのをよく見かけます。1〜2か月に一度は子どもと一緒に相談して整理をし、いらないものを処分し、しまっておくなどの週間をつけましょう。


● おさな児とお母さんと幼稚園 ●

入園・進級してから、もう数か月以上が経ち子ども達もお母さんも先生方にも慣れ、親しみが増えつつある頃だと思います。

ところで、「子どもを見るとだいたいその子のお母さんのイメージが浮かんでくる」と言われています。幼児の場合、生まれてから毎日お母さんと一体となった生活を送っているので、お母さんのミニ版という形になる可能性が強いのです。「言葉の使い方、挨拶の仕方、箸の上げ下げまで」似てくると言ってよいでしょう。特に外部との接触の少ない3歳ぐらいまでは、周囲の物を真似しながら成長していく時期なので、よい面、悪い面もお母さんと重なるところが多いのです。それが幼稚園に入ると集団生活になるので、子どもにとっても、初体験のものが多く戸惑うこともあるのです。これはお母さんにとっても同じ事です。この場合気を付けてほしいのは、子どもを他のお子さんと比較しないことです。お母さんが心配することで、お子さんにも影響し不安になり気弱になることもあります。心を広く持ち幼児の発達過程を見守りましょう。そして子は親の鏡であることを忘れず、「ことば遣い・挨拶・人との接し方」等今日からでも遅くありません。お母さんが心がけていきましょう。


● 人の話しが聞ける子に! ●

最近のお子さんは、人のいうことには耳を傾けず、自分の言いたいことばかり主張し我を通すと言われています。人の意見や話をしっかり聞くと言うことは他人の考えや気持ちを理解するうえで、欠くことのできない極めて重要な要素です。これは小さい時からの躾が大きく作用するものですから十分に心すべきことと思います。子どもに耳ざわりになるようなことばかり言っていたのでは、子どもは耳を貸しません。

子どもの耳に快く響くことばを、織り混ぜながら言って聞かせることが大切です。こうした配慮によって親子関係や、家族関係・友達関係が作られていきます。よいこの条件として、人の話をしっかり聞くというのは、話し上手、聞き上手となり、お勉強やその他人に対する配慮もできる子に育っていきます。聞き上手に育てましょう。


●  "めざそう"賢いママ!

幼稚園では、お子さんの保育の為、一生懸命努力しています。しかし保護者の協力がないとその効果は上がりません。まずは担任とお母さんが遠慮なく話し合いができるような関係を作ることです。

先生もお母さんも子どもも初めての出会いですから戸惑うことが多いと思いますが、心配いりません。初めから満足の行くことが少ないのは当たり前です。皆さん色々な経験をしながら成長していきます。困ったことや悩みごとが出来たらこれは勉強の機会だと考え、思いきって私や担任の先生に相談してみて下さい。必ず真剣に取り組んでくれるはずです。

その大事なことは心の持ち方です。相談した結果自分の期待したような展開にならなかった場合、相手のことを悪く思ったり悪く言わず、そこで立ち止まり静かに考えることです。自分が言いたいことが正しく伝わったのか、先生はどんなふうに受け止め何を言おうとしているのか、じっくり考える心のゆとりがほしいものです。心のゆとりは相手の立場を理解する思いやりの心に成長します。心の広い豊かな人柄といえるでしょう。

お母さん方の中には子どもの為に良い子にしょうと知識ばかりを重視する傾向がありますが知識も大事ですが、知識よりも大事なことは「人の立場のわかる思いやりのある心」を持つことです。ぜひ幼児のうちから身につけておきたいものです。この言葉は教えるものではなくお母さんと一緒に生活するなかで学んでいくものです。お母さんの言葉遣いや態度からお子さんの毎日の学習のお手本になるよう心掛けましょう。

 

●  歳時記のあれこれ 「端午節句」

五節句の一つで5月5日の事「端」は始まり「午」は五の意味です。

この日菖蒲湯に入り邪気を落とす風習は昔からありましたが、「菖蒲」は「尚武」と同じ読みで、また葉の形が刀に似ているため男子の成長を祝う日になりました。鯉のぼりを飾るのは立身出世の願いから急流を上がる鯉が竜になって天へのぼるという中国の伝説にちなみます。
 
 

●  出会いは元気な挨拶から

幼稚園では、子どもたちに挨拶をすると元気いっぱいの挨拶が返ってきます。しかしお母さん方に挨拶をすると弱々しい挨拶が返ってきます。

私たちは毎日色々な人と出会います。そうした出会いを生かすには、まず大事な事は愛情あふれる元気な挨拶です。たとえ前の日、夫婦喧嘩や親子喧嘩でいやな事があったとしても、朝「おはよう!」と明るい声で呼びかけると、それだけ自分自身の心の中のわだかまりが消えます。そして相手の気持ちの中の、しこりも消え、元の仲良しに戻ることができるのです。その明るい一言が出ないと何日も険悪なムードになり時間の無駄遣いになり、子どもにとっても良い環境ではありません。

家の外、近所の方や幼稚園でのお付き合いで、お互い挨拶ができないと、せっかくの人間関係が切れてしまう事もあります。そんなことがないよう、どんな人にも、どんな時でも出会いの挨拶は明るく元気にしましょう。もうひとつ大事な事は、元気な声と相手の目をしっかり見ることです。目を会わさない挨拶は心が通じません。愛情をこめて「おはよう」の一言が実に沢山の事を語ってくれます。誰でも見つめられて悪い気はしません。お父さんも子どももお母さんに見つめられ、明るい声をかけて貰うと元気になります。

お母さん、あなたの元気な挨拶が家庭を生き生きさせて行きます。子どもの見本となり元気な挨拶を心がけましょう。

 

●温かな家庭は強い絆を作る! ●

「自分の子は自分で責任を持って育てる」と言う自覚が大切だと思います。

躾が甘くなっていないか?
小さいころからやって良い事、やってはいけない事、などのけじめをしっかりつけること。また励ます事や、叱るときは子どもの気持ちや気質を理解して行う事も重要です。
 

子どもの長所を理解する
お母さんは子どもに毎日接しています。欠点ばかり目に入り長所に気がついてない事が多いようです。しかし良く見ると両面あります。短所は大きな心で包み注意は少なめにし、長所を認め励ますようにしなければ良い子は育ちません。「三つほめて、一つ叱る」と言います。子育てのヒントにしてみましょう。
 
 

● お片付け、生きる力が詰まっている ●

「片付けなさい!」子どもを持つママならだれでも叫んだ事のあるセリフではないでしょうか?

毎日の食事づくりに洗濯、掃除、終わりのない家事に追われるそばから散らかす子ども。やっと動き始めたかと思うと棚にしまおうとした本を読み始めたり、おもちゃで遊びはじめたり・・・。そして片付けも何ともいい加減「どうしてもっときれいにたたまないの?」「もう、プリントがぐちゃぐちゃじゃないの?」ママの悩みはつきる事がありません。

「子どもが小さいうちは仕方ない・・・。私が片付けた方が早いわよね。」とついついあきらめたくなってしまいますが「ちょっと待ってください!」。お片付けは部屋をきれいにするためだけではなく子どもの「生きる力」を育てるとても大切な育児でもあります。

 

● 子どもとともに育つ!子どもの心の発達を発見しよう ●

この時期、卒園・進級・入園と喜びが大きくこの時ばかりは、わが子が大きくしっかりと育ったと実感されることでしょう。

子どもを育てるときは、「なんでもいいので、好きなことをさせてあげる」ことが大事だと思います。遅れるでしょうと言って、普段は自分でやりなさいと言っているのに、洋服のボタンをはめたり、靴を履かせたりと。     
靴が反対だったりボタンの掛け違いがあったとしても別段生活に困るわけではありません。人の様子を見ながらだんだんわかるようになってくるものです。なんでも経験なのです。子どものためと思ってやってあげると子ども自身が自分からやろうとしなくなります。子どもが話そうとしているのに、そうなんでしょと話を横取りすると子どもは、しょうがなくうなずきます。話をするとうるさがられだんだん話さなくなってしまいます。

なんでも自分でやろうという時期に、親が気を付けて時間がかかっても自分のことは自分でさせるようにすることが、子育てのコツだと思います。そして褒めて認めてやることです。誰からも褒められないでいい気持になる人はいません。上手じゃなくても褒められれば嬉しくなり、もっと上手になろうと努めるのです。2回・3回、5回6回とやっていくうち慣れて上手になってきます。ちょっとしたことを褒め、認めることによって、そのことが好きになり、もっと一生懸命頑張ろうとします。

ちょうど今の時期こそが、やる気が出る時期でチャンスです。入学・進級を控え環境も変わりますので、保護者も心を大きく持ちゆったり構え温かく見守りながら子どものペースで進めてみてはいかがでしょうか?


心の発達を大事にしましょう。

 
 

● 朝ごはんで一日を元気に始めましょう!●

一日の最初の食事である朝ごはんはとても大切です。元気が出る朝ごはんについて考えてみましょう。    
 
朝ごはんは体を目覚めさせます。朝ごはんを食べると五感が刺激され、消化吸収されたいろいろな成分が体に送られて活動が活発になり、体温が上昇します。また、朝ごはんによって腸の動きが高まり排便をしやすくなります。元気に過ごすために朝ごはんをしっかり食べて体を目覚めさせましょう。

 

●  節分について ●

せつぶんの由来
節分は昔から立春の前日を指す事が一般的でした。つまり、春への移り変わりを指したわけです。ただ季節の変わり目は春だけではありません。漢字で「季節を分ける」と書く事を考えると立春・立秋・立冬の前日も含めた総称とも言えます。節分と言えば豆まき。2月上旬『福は内、鬼は外』と元気な声を出しながら炒り豆をまく姿が多くみられます。鬼を打つ豆まきは神社で行う鬼祓いの行事である追儺(ついな)が起源で主に都市に広まり定着したとの説が有力です。

 
もう一つの邪気祓い!
戸口にイワシの頭を挿したヒイラギの枝を飾るという風習も見られます。これにヒル(ニンニクやネギなど臭いが強く食用となる草の総称)などを添え、ヤイカガシと呼ぶ地方もあったそうです。このように昔の人は、食べ物の香りに邪気を祓う力があると考えたわけです。こうした感性も大切にする必要がありそうです。
伝統を大切に!
 

近年、「節分には恵方巻」と言う方も多いようですが、普及させたのは、大手コンビニチェーンでした。流行り物も結構ですが、大切にすべきは、地域で伝承させてきた文化です。節分を機会に地域の文化の見直しもしていきたいものです。
 

 

●  絵本の基本 ●

子どもが絵本を通して新しい言葉に触れる時間は特別なものです。絵本は豊かな心を育てると共に、「自分の世界を広げ想像力も養う。」又「言葉の領域も広げ、文字や言葉に関心を持つようになる。」など絵本が子育てに良いとよくいわれているのはご存じかと思いますが、「子どもが興味を示さない」「ページをどんどんめくってしまう」など読み方について疑問や悩みを耳にします。そこで絵本についての疑問をQ&Aでお答え致します。
 

Q: 何のために絵本はあるの?
A:"楽しみ"のため親と子どもが水いらずに楽しく幸せな時間、温かな思い出と心の絆づくり

 
Q:絵品を買ったのに子どもが読んでくれません
A:絵本は大人が子どもに読んであげるもの、子どもが「耳で聞く本」です。渡しておしまいではなく、読みきかせの行為が大人からの自分に対する愛情を感じています。

 
Q:読み聞かせしたけれど聞いていないように感じます
A:無反応だと「せっかく読んだのに・・・」と感じるかもしれませんが、子どもはちゃんと聞いています。読み続けることで、子どもの聞く力が育ち想像力が豊かになってきます。

 
Q:子どもが集中しません
A :絵本に慣れていないせいもあります。最後まで読まなくてもその子が好きなページを開き子どもの絵本に対する反応を楽しんでください。

 
Q:途中でどんどんページをめくってしまいます
A:ページをめくる動作を楽しんでいたり長いお話に飽きているのが原因のようです。

 
Q:感情を出して読む?淡々と読む?
A:無理せず自然に。子どもの様子を見ながら「ゆっくり」と。

 
Q:書かれていないことを口に出してはダメ?
A:テストのように「これは何?」と大人から問かけると物語の世界が崩れます。でも子どもから「これなーに?」と聞かれたときはどうぞ答えてあげてください。

 
Q:読んだ後どう感じたか質問しない方がいい?
A:読み終えた後にあれこれ質問し絵本の絵の説明をしたり、無理にわからせようとしないでください。読み終えた時の喜び、満足感を守ってあげてください。

 
Q:「良い絵本」を選ぶコツは?
A:目安は出版されてから20年以上読者に支持されている絵本、まず古典に触れて目を養いましょう。絵が「古い」「渋い」という印象より絵が「生きている」を基準で。

 
Q:デジタル絵本はダメなの?
A:子どもはひとりで見る「音のある」デジタルではなく親が自分の声で言葉を届ける温かさを。

実際に親子で絵本に触れ、表現力・創造力をたくさん身に付けさせ、自信を持たせる事が、子育て上手な親だと思います。
  
  

「年の始めに」今年もよい年でありますように

   〜 季節の行事の意味 〜 

 

【鏡餅の意味】

※餅・・・自分を鏡に映して身を美しくする
※だいだい(みかん)・・・この幸せが代々続きますように
※裏白・・・白髪になるまで長寿でありますように。心も真っ白で清らかに。
※ゆずり葉・新しい葉が出て古い葉が落ちます。 子孫へうまく福をゆずりましょう。
※昆布・・・喜ぶ事が沢山ありますように。
  

【おせち料理と七草粥の言われ】
古来季節の変わり目の「節目」に神前にご馳走を供え、五穀豊穣などを祈ったのが「おせち」の始まりと言われています。それらのお供え物にはそれぞれ意味があります。


昆布・・・・・・喜べますように
栗きんとん・・・金運に恵まれますように
れんこん・・・・先が見え、見通しがききますように
数の子・・・・・子どもに恵まれますように
黒豆・・・・・・豆に働き、健康でありますように
えび・・・・・・腰が曲がるまで長生きできますように
田づくり・・・・豊作になりますように


すべての料理がお正月を祝う気持ちを表しています。おせちの後は七草粥で一月七日に「七草粥を食べて一年の厄災と病気を祓う日」だそうです。お正月のお料理で胃腸が疲れているかもしれませんので、お粥を食べて、体を休めて楽にしてあげるという意味もあるといわれています。七つの種類の菜っ葉は(せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ)をいれてお粥を作ります。皆さんはもう召し上がりましたか?
 

【門松】・・・神様をお招きするための目印です。

 注連縄や神聖な場所である事を示すものとして飾られたといわれています。縁起の良い正月飾り(門松・注連縄・輪飾り・鏡餅・・)は新しい年を祝う「しつらえ」として戸口、玄関、居間など目のつくところに飾ります。新しい年を迎える祈りの飾りと言えます。 
 

(ちなみに松原幼稚園の玄関にも大きな門松が子どもたちを預かる神聖の場として毎年飾られ
ています。)始業式にみんなで意味を再認識し、日本の国の伝統を知らせていきたいと思います。
 

 
【初夢(皆さんはお正月どんな夢をみましたか?)】
 
「初夢」って新年になって初めて見る夢の事です。昔から初夢の中で一番は鳥になって空を飛んで富士山を見た人、二番は鷹と言う鳥の夢、三番はなすの夢がよいと言われています。富士山は世界遺産でもあり日本一の山で、鷹は賢くて強い鳥、なすはなんでもうまくいくという意味からそういわれています。面白いですね!皆さんの中でこの夢を見た方はきっと今年はよいことがたくさんありますよ。もちろんこのほかの楽しい夢も幸せになれますよ。いつかきっと夢が叶う日が来るでしょう。今年も皆で元気いっぱい遊んで病気に負けない丈夫な体を作りましょう。
  
♪ NEWS ♪ 
 川口市子ども造形展(小学の部)が開催され立体・平面の部等で、松原幼稚園を卒園した生徒さんが
沢山賞を頂きリリア会場で展示されていました。
卒園児が活躍していることは、園としてとても誇らしいことです。どうぞこれからも酉年にちなんで大いに
活躍し、鳥のように大きく羽ばたいてほしいものです。
幼児期には体験・経験が非常に大事です。感動を絵にすることは大事な表現方法です。ぜひ色々な機会に絵を描く体験をいっぱいさせてあげて下さい 

  
  

● 遊びの中で親子の接触を!●

幼児期でないとできない経験や体験を、あまりさせないと大きな問題になりかねません。誰にも関わらず、無言で人の顔も見ず、テレビの音だけが流れているような状態ですと、感性豊な子には育ちません。いろいろな体の器官や神経が急テンポで発達する幼児期に話かけずテレビ・ビデオ・ゲームに子守りをさせていたのでは、言葉や感情が育ちません。大人しくて手がかからない子がよい子ではありません。

話しかけや遊びが足りないと思われる方は今からでも遅くありません。親子の遊びをどしどし取り入れて、接触の時間を大きくしていきましょう。

表情が乏しい、目が合わない、言葉の発達が遅い、集団に適応できず動き回る、乱暴で困るという相談がぐっと多くなってきています。子どもが興味・関心を持ち個性豊かで生命を大切にする子どもの育ちは、幼児期の遊びから育つものであって、教えたから育つというものではありません。冬休みを利用し、子どもとの触れ合う時間を増やしましょう。

 

● 家族の力を強める 実践力が育つ冬休みのお手伝い●

師走を迎え大人も子どもも慌ただしさを感じますが、家庭生活の中に変化と潤いを生み出す絶好の機会にしたいものです。お正月を迎えるにあたり大掃除、整理整頓がありますが、子どもにもしっかり参加させて頂きたいと思います。おりこうさんだからテレビ・ビデオを見ていてねということでは、子どもの実践力は育ちません。お手伝いの中には子どもが成長するための条件として興味・関心が沢山詰まっています。この時期は父親の出番が多くなくてはなりません。いつもの月と違って年末年始を迎えるにあたっては、母親任せではなく、父親の存在感と父親の力量を発揮しながら子どもとの語らいの場面をふやす良い機会にしたいものです。

また食育という意味では、おせち料理にも興味を持たせ、どんなものがあるか、なぜこんなものを食べたり、飾ったりするのかなど、一緒に話ながら準備するのもいいのではないでしょうか。子どもの幼い時の温かい記憶としていつまでも残ることでしょう。親と子どもの営みが絡み合って明るく楽しい潤いのある年の暮れ、また新しい酉年の迎えであります様祈念致します。
 
 
 

● 童話に秘められている子育て bQおおきなかぶ ●

トルストイが再話したロシアの民話でかぶはロシアでは主食に近い野菜です。
日本のお米やドイツのジャガイモのようなものです。おじいさんのかぶが大きく育ちそれをみんなで次々と力を合わせて抜くという豊作の喜びと、みんなで協力してひとつの作業をする楽しさなども秘められている民話です。この民話から困っている方への思いやりや、みんなで抜いた達成感も感じることができ、まさしく子どもにやさしく躾ができる絵本です。

時間を作り子どもと一緒に「よいしょこらしょどっこいしょ」と声に出して読んでみましょう。繰り返しの多いフレーズを読むことで、動作をしながらスキンシップもとれることでしょう。
あまり絵本に興味のないお子さんにもお勧めです。まず絵本に触れるきっかけに参考にしてみて下さい。
 

●普段の子どもの表情や体の動きで成長度を

                               チエックしてみましょう ●

※子どもの表情と動き
 子どもは毎日の出来事の中の学びによって育っていきます。そしてじっとしていることは苦手でよく動きます。好奇心旺盛で見たり触ったり繰り返し、繰り返し行うことでいろいろ学び、そこで考え、工夫するようになります。常に親の考えを「こうしなさいと指示をしている」と個人差はありますが、親の顔色を見て行動したり、依存心の強い子になりがちです。子どもの考えも取り入れながら、うまく付き合っていきましょう。

 
※手
 手の動きは心や体の状態や生活・活動を進めていく姿を見ることができます。
例えば、指しゃぶりや何か物を持たないと落ち着かない。という場合は以外に寂しがったり、不安を抱えている時によく見られます。しかし、すぐ取り除く方法はなく、あまり意識させずに時間をかけて、保護者とのかかわりを多く持つように心がけましょう。無理に取ったり、駄目よと言ったりすると子どもは意識し余計不安になることもあります。
 

● 言葉のピンポンことばは思考力を育てる!●

「○○ちゃん、今日のお昼ごはん何たべたい?」「ええーっとね・・・」「ええーじゃわからないよ。そうだカレーにしょうか?○○ちゃん好きだもんね「ううー」「そうしましょう、そうしましょう。」これは、ごくありふれた親子の会話です。

文面にすると、お母さんが一方的に話しているようですが、こんな風景たくさんありますよね!しかし○○ちゃんは何食べたい?と聞かれた時、どんな物をイメージしたのでしょうか。またカレーと言われた時、それで良かったでしょうか?つまり双方の会話がきちんと成立していないと子どもの本当のところは分かりません。これが習慣化すると「あー」「うー」「うん」的、返答人間をつくってしまいます。言葉は、お互いに言いたいことを伝え合う事で、会話が成立する訳ですから、幼児期の言葉のやりとりはとても重要な事です。

子どもとの会話は、どうしても返答がスローになります。ついついじれったくなり、「こういう事じゃないの」とか「早くいいなさいよ」など、せかしてしまいがち!子どもは子どもなりにちゃんとお母さんに伝えたい事を真剣に頭の中で考えています。「ええーっと」と話始めたら、にこにこ笑顔で待ちましょう。必ず話始めます。決して先回りはしませんように!相手とのコミュニケーションの手段は言葉です。伝えたい事の内容を自分なりに組み立てるわけですから、かなりの思考力を要します。ちょっと時間がかかっても色々な言葉が「話せる、作れる、」子どもに育てましょう。
 
 

●子育ち・子育て・名作童話に秘めらている「心育て」 ●

皆さんもご存知、アンデルセンの有名な童話です。童話作家アンデルセンは、貧しい家庭に育ちました。そのこともあって、周囲の人々の誤解や悪意によるいじめを受け、満たされない幼少期を過ごしました。

最近ではわが国でも学校で仲間外れにされるなどのいじめを受け、それを苦にした子どもが自殺したというニュースをテレビなどで見かけます。そこには「みんなと比べて少し変わっている」とか「仲間と合わない」などの理由から、周囲の人々に疎外され、いじめを受けるようになるといった意図がありました。しかし、人はそれぞれ個性があります。一人一人の違いを認め、温かく受け入れる心を持たなければなりません。

アンデルセンの素晴らしいところは、どんな人にいじめを受けても、いつも前向きで立派になろうとする向上心を持って生きたことでした。「みにくいあひるの子」は人を見かけの違いなどで判断していじめ(疎外)をしてはいけないことや、夢や希望をもっていれば必ず素晴らし人生が訪れるということを表しています。

今、苦しい思いをしていても、必ず光はさすものです。自分自身夢中になれることを探し熱中することもいいかもしれません。
 

● 本のおへやからのメッセージ ●

本来、絵本は大人が子どもに読み聞かせるもので、子どもに読ませるものではありません。4〜5歳になってきますと保護者の中には、子どもに本を読ませることにより、字の読みかたを教えようとする方がいらっしゃいます。しかし、これは絵本が持つ本来の意味合いを逸脱しています。第二義的に字が読めるようになるのが本筋です。字の読み書きができる5歳児になると、特に興味深く読書に取り組むようなるお子さんもいます。しかし個人差があり苦手意識を持つ子もいます。本を無理に読ませようとすればするほど本が嫌いになることが多いことも知っておいて下さい。
「自分で読みなさい!」より保護者と一緒に読み、子どもの思いを聞いて下さい。

小学校に行くと夏休みの宿題に読書感想文があります。その際「感想は?」と聞くと面白かった。楽しかった。だけで、原稿用紙にいざ書こうとするとなかなか進まないという話をよく聞きます。普段から本を読んだら、「どんな人ができたのか(主人公)どういう展開でどうなったのか」などを聞く習慣をつけておくと、何度繰り返し読んでも、その日の気分で感情や感想も変わってきます。感じた事、思いは変わって当然です。だからこそ4〜5歳で読んだ本は小学校に行ってから読むとまた感情・感想が変わってきます  

親と子の心の通い合う時間を是非お持ちください。私も子どもと保護者が一冊の本を通してほのぼのとしたひと時を過ごしていらっしゃる姿を思い浮かべております。本が大好きになるチャンス、タイミングを逃さず保護者も付き合ってあげて下さい。
 
 

● 自分の中にある感性を研ぎ澄ます! ●

「忙しい」とは心をなくすという意味ですね。日々の営みの中には、勿論大切な仕事ともありますが、多忙さにかまけて、余分なものが付き過ぎて鈍くなっているものは、きれいに研ぎ澄ます必要があると思います。無駄なものを削る(=研ぐ)と濁ったものが清らかになるように心も澄んでくる事でしょう。

昨今の「断捨離」や整理術のブームも余分なものを捨ててすっきりしたいという現代人の気持ちの表れなのかもしれません。日々のあまりにも雑多なものが入りすぎると、頭は常にパンパンになってしまいます。そこに新しいものを入れようとするスペースがありませんね。思い切ってすっきりさせることから始めましょう。すっきりさせると余裕ができ新しいスペースに、変わった視点からものを見ることができ子どものこと、ご主人の事、他人の事なども柔らかい気持ちで接する事ができるはずです。
 

● 余分なものを捨て新しいものを入れる心の余裕を! ●

感性を磨くには・・・根本的に感性の鈍い人はいないのではないでしょうか?ただ、毎日やらなければならない雑多なことに追われているうちに、いつしか錆が付き感性が鈍くなってしまう事があるかもしれません。本来持っている感性を活かすには、ついた汚れを削ぎ落とし、無駄なものを省く事が大切です。身の回りのいらないものを徹底的に整理・整頓すると余裕もできることでしょう。過負荷の状態から脱却すると頭の中も整理され、気持ちにも余裕が生まれます。

夏休みの間、お子さんと過ごした日々が多くイライラの日もあったかと想像します。しかしお子さんと過ごしたことで「あんなことも、こんなことも」の新しい発見があったかと思います。

しっかりと保護者の目で善悪の判断をつけ、お子さんと一緒に整理・整頓をして新しいのもが取り入れられる素敵な感性を磨きましょう。
 
 

● 片付けができない ●

幼児は散らかしの名人で、片付けは大の苦手です。

これは幼児が先の見通しを立てず行動する洞察的な思考力が十分に育っていないので、うまく段取りを決めて遊べないためです。そしていろいろなものが散乱し収拾がつかなくなってしまいます。また幼児は新しいことに興味が広がり済んでしまったものに魅力を感じないことも散らかしの理由の一つです。

ではこの散らかしをどのように片付けたらよいのでしょうか?

大きな声を出して「片付けなさい!」を繰り返したり「捨てちゃうわよ」と脅したり叱ったりして、結局代わりにお母さんが片付けているご家庭が多いかと思いますが、これでは自主性は育ちません。年齢によってもその扱いは違いますが、まず散らかしたということは、よく遊んだということで認めた上で、2〜3歳児なら一緒に手伝いながら「これはどこにしまうの?」と聞きながら少しずつ自分で片付けていくように導くことです。4歳以上でも「さぁ、そろそろお買い物に行くので、タイマーが鳴ったら片付けてね」と予告をしておくとか、「お母さんが洗濯ものを取り入れるから競争しょう」など遊びの展開で誘導するなど工夫してみると効果的です。そして多少の片付け残しがあってもガミガミ小言を言うのではなく「あれ、この絵本と積み木さんが残って寂しいがっているわよ」と指摘し、うまく片付けられたら「わぁ!きれいになったね」と努力を認めてあげることです。

幼児でも自分が持ち出したものや使ったもの、自分で片付けた時の気持ちよさは当然あります。褒められたこと認められたことを嬉しく思い、また片付けようという気持ちになります。最近のお子さんは玩具を与えられ過ぎということも片付けの下手な子を生んでいる理由の一つだと思います。もう興味のなくなったものを、おもちゃ箱に突っ込んであるのをよく見かけます。1〜2か月に一度は子どもと一緒に相談して整理をし、いらないものを処分し、しまっておくなどの週間をつけましょう。
  

● 子どもの夜のトイレどうしていますか? ●

年長組でお泊り保育があり、お母さんの中でも気になっていらっしゃる方もいるのではないでしょうか?

これから、夏休みを控え、他でお泊りをする機会も増えてくることと思い、おねしょのことについてまとめてみました。まず基本的におねしょをしても子どもを起こさないことです。そもそも夜中起こしてトイレに連れて行くのは半分寝た状態でおしっこをさせるので、かえって逆効果と言われています。では、なぜ起こしてはいけないかというと起こさないほうが、身長を伸ばすことと、夜尿を改善することを同時にできるからです。夜中に起こされてしまうと身長が伸びづらくなってしまいます。なぜなら寝ている子どもを起こしてしまうと途中で睡眠を妨げられてしまうことで、せっかく分泌されている成長ホルモンの分泌が止まってしまうのです。自分で起きていく分には構いません。では改善するにはどうすればいいの?体はちゃんと改善してくれます。寝ている時に抗利尿ホルモンというホルモンが出ているそうです。読んで字のごとく、尿をコントロールするホルモン、尿の量を減らす作用があると同時に、成長ホルモンの分泌を促す働きもあるようです。つまり夜中に起こすと抗利尿ホルモンが少なくなり、余計におねしょをしやすくなるという悪循環に突入するのです。

深い眠りに入ると成長ホルモンと抗利尿ホルモンが同時に分泌され、次第におねしょは自然に止まっていくようです。ですから親が神経質に考える必要はないということです。「布団を濡らしたくない」「子供の自尊心を傷つけたくない」など親の言い分はあるかもしれませんが「子どもはおねしょをするもの」ということを理解して気長に接してあげましょう。ただし小学校後半、年齢が2桁になったあたりまで待つ必要はありません。それくらいの年齢になると抗利尿ホルモンの分泌など睡眠と尿に関する機能に、何らかの異常がある可能性もあるので小児科を受診して治療をしたほうがいいかもしれません。

ではおねしょを自然に防止する方法は?

大切なことは子どもの水分量のコントロールをしてあげることです。水分の摂取を一日の日中にまとめることです。夕食以降は水分を控えましょう。コツは朝水分をしっかり採り水分を一日の前半にし、寝る6時間前は水分を控えます。夕食もお茶は1杯まで、夕食は早めに済ませお風呂上りに喉が渇いたら氷を一個で喉を潤しましょう。また寝る前にトイレだけは徹底させましょう。おねしょをする子を叱ったり、責めたりせず「夜寝たら朝起きるまでトイレに行かずに済む」という体づくりを目指しましょう。このためにも好き嫌いをなくし、しっかり食べ十分な運動(体を動かす・よく遊ぶ)を行い連続した熟睡の時間を心がけましょう。
  
  

● 梅雨の自然 ●

これから雨の日が多くなってきます。少し憂鬱になるかもしれません。しかし雨の日にしかできない楽しい事もたくさんあります。どんな発見かな?カタツムリやアマガエルが喜んで遊んでいますよ。どんな歩きをしているのか、どんな泣き声か?など観察してみましょう。またお花(あじさい)の色や形などの観察も実際に行ってみると興味も湧いてくると思います。

梅雨の時期に親子で身近な自然に触れて見てはいかがでしょうか?
  

● 虫歯予防デー(歯を大切に) ●

6月4日は虫歯予防デ―です。「歯をきれいにしましょう」という日です。虫歯の正体はバイキン。バイキンは歯についた食べカスが大好き!しっかり歯を磨きバイキンを退治しましょう。そして食事の際は「よーく噛んで強い歯、よーく磨いて元気な歯」を目標に大事な歯を守っていきましょう。
 

● 子どもの健康 ●

梅雨に入るとうっとうしい雨の日が続きますね。じめじめが大好きなバイキンがどんどん増えてきます。バイキンをやっつけるには手洗いうがいがとても大事です。また子どもの健康を守るためには睡眠時間などのリズムを整えてあげる事も大切です。お子様の健やかな成長を見守って上げましょう。
  

● 寄り添う関係 ●

6月に入り子ども達は、園生活にも慣れてきて友達と楽しそうに遊ぶ姿も見られるようになりました。引き続き皆さんの配慮と笑顔で支えてくださいね。

さて梅雨は室内での遊びが多くなります。子ども達もストレスが溜まると色んな面で変化が出てきます。また怪我したり、思わぬ事故にも繋がりますので子どもの話を最後まで聞き、気持ちをしっかり受け止める姿勢が大切です。また1人で悩まず相談してみましょう。私でよければいつでも構いません電話でも結構です。

時間が経つとますますストレスが溜まり、後悔する事にもなりますので日ごろから会話をし、出来るだけお互いの心が伝わる関係を作り、子どもとのコミュ二ケーションを取るようにしましょう。
 
 

● 5月病対策 <皆さんは大丈夫ですか?> ●

4月頑張っていたのに突然、気力がなくなってしまう5月病。皆さんは大丈夫ですか?

5月に限らず一日の流れをつくるのは、その日が活発に動ける体力と気力をつけておく必要があります。その為には、たっぷり睡眠をとっておく事が欠かせません。私たち大人でも睡眠不足ですと朝からつらいものです。子どもも同じです。子どもは8〜9時間の睡眠時間が絶対必要なのです。朝の起床時間は決まっているわけですから、就寝時間は8時か9時には就寝できるよう習慣をつくってあげましょう。

眠不足は、朝の食欲不振、無気力、注意散漫といった現象を起こし、いいことはありません。まさに規則正しい生活リズムを作るには、なによりも就寝時間からスタートしてみましょう。又今すぐやる事と時間をかけてやること等仕事には優先順位をつけ、自分の趣味やプライベートを楽しむ余裕を作って下さい。
 

● 食事と時間  ●

「うちの子は食が細く体力がないので、しっかり食べさせたいのですが、私がその場を離れてしまうとほかの事に興味が移ってしまいます。朝食もほとんど食べずに幼稚園に行くことがあります。食事に時間がかかるのですが、どうしたらよいのですか?」という質問がよくあります。
 
子どもが一日三度の食事を摂るようになるには、家庭教育によるところが大きいのです。しかし個人差が大きくて体の小さい子の中では少食な子がいて一度の食事だけでは必要な栄養を摂取できない場合もあります。そこでおやつを与えて必要量を満たしていると思います。しかしそれでも食べてくれない子どもがいて、母親としてはこんな少なくて大きく慣れるのか心配になりますね。そのため親は時間をかけて、少しでも余計に食べさせようとするのです。その結果子どもは四六時中食事をさせられているように思い、食事に興味がもてなくなってしまいます。楽しいはずの食事に興味が無くなるのは最近の子どもの傾向だと言われていますが、物が豊富な時代の困った現象の一つなのでしょう。
 

確かに食事の時間がやたら長くならないよう制限する必要もあります。子どもの様子を見て適当な時間で区切って片付けてしまうこともお勧めします。何時もと違って母親にさっとしまわれるとあわてて食べる子もいます。また反対に片付けられてほっとする子もいるでしょう。子どもによって一人ひとり必要量が違います。親が勝手に必要量を決めそれを押しつけるのはよくありません。体の小さい子が少食なのは必要ないからです。しかしそんな子どもに限って親は少しでも多く食べて早く大きくなって欲しいと願います。無理に食べさせようとせず、食欲が出るように子どもの生活自体を変えていく工夫をしたいものです。そのために遊びを活発にする事が大切ですが、生活は一朝一夕に変えるわけにはいきません。戸外遊びを十分にとり入れるなど、母親も一緒になって生活を改善していくと食欲が出てくることもあります。お腹がすけば食事が楽しくなってくるでしょう。
 

食事の際、テーブルの上に一輪ざしにお花を差し、食卓の雰囲気を変えるなど工夫をしてみてはいかがでしょうか?ぜひ試してみて下さい。
 
 

● 添え木してまっすぐ育てよ、稚児桜 ●

親の大きな愛を感じる言葉ですね。伸びようとする力を信じ、子どもの中で光輝く可能性が限りなく伸びていくように、良い添え木となって、見守り支えていただきたく思います。

幼児期は、まだまだ母親に甘えが必要です。一日のうち少時間でいいのです。しっかり抱きしめ、子どもの目線と背丈になってお話を聞き「お母さん大好き」の心をしっかり受けとめてあげて下さい。
不安な気持ちでいっぱいのお子さんには「頑張って」だけではなく期待できる言葉がけを。笑顔で「いっていらっしゃい」「お帰りなさい」の挨拶を忘れずに!!

小沢学園ではたくさんの教育目標がありますが、その中の一つに「元気に挨拶を」を大切にしています。保護者の方と職員が「マナーの大切さ」をお子さんに身を持って知らせ、お手本になり、しっかり挨拶を交わしましょう。きっとお子様にとっても、安心出来る場所となることでしょう。
 

● 子どもは5歳までにその生涯に学ぶ全てを学び終える ● 

幼児は全て「遊び」という多くの体験を通して育ちます。自然の中で力いっぱい、また、与えられた様々な環境の中で自発的に、黙々と忍耐強く。身体が疲れるまで根気強く遊び、意欲を持ってよく動く手足を育て、思考力の芽生えとなる、良く考えられる頭を育て、言葉も育て、人と物に触れあうなかでよく感じる心を育てていきます。

私たちは、その「遊び」という学びの体験を通し「生きる力」の基礎を育てています。どうぞ保護者の皆さんも、私たちと共に、お子様が日々の何気ない遊びの中で一つひとつ発見した事を喜び、長期にわたる成長を見守り、励ましていきましょう。
 
 

● お片付け、生きる力が詰まっている ●

「片付けなさい!」子どもを持つママならだれでも叫んだ事のあるセリフではないでしょうか。

毎日の食事づくりに洗濯、掃除終わりのない家事に追われるそばから散らかす子ども。やっと動き始めたかと思うと棚にしまおうとした本を読み始めたり、おもちゃで遊びはじめたり・・・。そして片付けも何ともいい加減「どうしてもっときれいにたたまないの?」「もう、プリントがぐちゃぐちゃじゃないの?」ママの悩みはつきる事がありません。「子どもが小さいうちは仕方ない・・。私が片付けた方が早いわよね。」とついついあきらめたくなってしまいますがちょっと待ってください。

お片付けは部屋をきれいにするためだけではなく子どもの「生きる力」を育てるとても大切な育児でもあります。
 

● 自分で選んで決める力 ●

「これは要る。これは要らない。」お片付けで必ず通るのが、自分にとって必要なもの・大切なものを選ぶプロセス。小さいうちはおもちゃや絵本を選んで決めればいいだけですが、大きくなるにつれてどの学校に受験するか、どんな職業に就きたいかどの会社に就職しどんな方と結婚するかなど、将来を左右する大きな事の判断を迫られます。

人生は選択と決断の連続です。自分が幸せになるために何を選ぶか、自信を持って決められるために小さいころから、練習を積み重ねる事が不可欠です

お片付けで身につく力は 、幸せな人生を生きるために不可欠な力だと思います。「一人で片付けても十五分程度で終わる量を目安にしてみましょう。
 
 

● 色々な子育てがあるけれど ●

 お母さんには色々な性格の方がいらっしゃって、それなりに教育方針を、もたれていると思います。やや厳格な子育て、やや甘めの子育て、あるいはやや世話焼き型、やや放任型と・・・。いずれのやり方でもそれなりの方針がある訳ですから、とやかく口をはさむものではありません。しかし、どんな子育てでも原点があります。その上に成り立って養育すれば良い訳です。

 その原点とは理屈抜きの愛情です。言い換えれば、無償の愛情です。この子に対する愛情が確保できていれば、どちらかに少々ぶれても問題はありません。この愛情が子どもの心理的、生活的側面を安定させ、情緒が安定し、豊かな心をより豊かにしようとするエネルギーになるのです。「おかあさんは、あなたが好きだからこうするのよ。わかってちょうだい」といっても、子どもはお母さんの振る舞いにとまどい、気持ちが揺れ動いてしまいます。やはり態度で示さないと子どもは、わかりづらいと思います。年齢によって子どもとの付合いは少々違ってきます。幼児期は愛情たっぷりの触れあいが何よりです。その中で、お母さんがいいと思う事をお父さんと話し合って実践する事がよいと思います。

 小学生になると、愛情だけではやりきれません。学校の色々な事が待ち受けています。宿題を忘れる子、いわれた事が守れない子、色々ですからお母さんも根気強く接しなければなりません。中学生に至っては反抗期の子が多くなりがちですから、逆にお母さんの方が我慢する機会が増えてきます。蛇足ながら、高校生との付合いは殆ど、さとりの境地にならなければ、やっていけません。

 この様に接し方に違いがでてきますが、ここで言いたい事は、同じ年代のお子さんを持つお母さん方は、同じ悩みや思いをしているのだと思うことです。自分だけが・・・と考えず、みんな同じ思いをしながら、子育てをしています。そうなんです。子育てはつらくても、楽しんで行いましょう。お母さんが楽しそうにしていると、自然とお子さんも心が開き、豊かな心が育っていきます。今日から、楽しく、心豊かにご家庭のみんなに接しましょう。

● 節分 ●

 〜 せつぶんの由来 〜
節分は昔から立春の前日を指す事が一般的でした。つまり、春への移り変わりを指したわけです。ただ季節の変わり目は春だけではありません。漢字で「季節を分ける」と書く事を考えると立春・立秋・立冬の前日も含めた総称とも言えます。節分と言えば豆まき。2月上旬『福は内、鬼は外』と元気な声を出しながら炒り豆をまく姿が多くみられます。鬼を打つ豆まきは神社で行う鬼払いの行事である追儺(ついな)が起源で主に都市に広まり定着したとの説が有力です。

 〜 もう一つの邪気払い! 〜
戸口にイワシの頭を挿したヒイラギの枝を飾るという風習も見られます。これにヒル(ニンニクやネギなど臭いが強く食用となる草の総称)などを添え、ヤイカガシと呼ぶ地方もあったそうです。このように昔の人は、食べ物の香りに邪気を払う力があると考えたわけです。こうした感性も大切にする必要がありそうです。

 〜 伝統を大切に! 〜
近年、「節分には恵方巻」と言う方も多いようですが、普及させたのは、大手コンビニチェーンでした。流行り物も結構ですが、大切にすべきは、地域で伝承させてきた文化です。節分を機会に地域の文化の見直しもしていきたいものです。

 

 

 

● 待ちましょう ●

「同年齢の子どもたちが、すでに文字が読めたり、書けたりするのにわが子は全く示さない」というような現実に直面すると、多くのパパ・ママは焦りを感じると思います。同じように鉄棒ができない、縄とびができないなど同年齢の子ども達と同じレベルで活動できないことを心配していらっしゃる保護者も多いようです。

 子どもはさまざまな発達上、能力上及び環境上の個人差があります。4月生まれと3月生まれの子の間には約1年間の開きありますし、植物に早生と奥手(晩塾)があるように人にも持って生まれた特質があります。よほど環境や個人条件に差がない限り、成長過程で一時的に差があったとしても、いずれはほぼ同じレベルに到達するようになっております。ただし体験しないことには発達しませんし、能力の範囲内で興味を持たせ、楽しく遊ばせながら自らの発達を促しつつ待ちましょう。<子育てジヤーナルより抜粋 小山和弘先生>

 できる・できないではなく様々な経験・体験する事で自信や好きに繋がっていきます。できるだけ日々の生活の中で、子ども自身がやってみようかな?と思えるように保護者が一緒に関わりながら体験・経験させてみましょう。

 

 

●達成感は意欲のみなもと●

 最近、学校現場で困っていることの一つに、無気力な子が増えているというのです。つまり自ら進んでやろうとする意欲に欠けるというのです。この様にやる気が無いと何事にも身につきませんよね。本当に困ります。

 無気力の原因は色々考えられますが基本は生活習慣の乱れです。休みだからといって遅くまで夜更かし、その結果朝眠い食欲はない。従って活力がでない。夜になると元気、そしてまた夜更かし。まったくの悪循環です。先ずは、このリズムを断ち切り、朝型に切替える事です。

 

●成就の欲求を満たす●

 生活に乱れがなくても、何となく消極的な子はいます。ちょっと刺激をすれば、見ちがえるほど元気な子もいます。この場合接し方に配慮が必要です。私たち大人もそうですが、人は成就の欲求があります。

つまりものごとに取り組んだときそれを征服したことや、達成する事に喜びを感じるものです。

 子どもでいえば鉄棒の逆上がりが成功、縄跳びが跳べた、嫌いなものが食べられるようになった等です。ほんの少し難しめのものに挑戦させて、それができたときは、本当に嬉しいものです。そういった事が達成できると、次はこれに挑戦しょうと前向きにやる気がでてくるものです。そういった子の目は輝いています。気力の充実した、意欲的な子どもに育てるには、子どもの生活の中に目標と、達成をうまく仕込みチャレンジする心を育てる事です。
 

●やる気をもたらすには?●

 目標は親の押しつけより、子どもと話し合いで決めるのが良いでしょう。例えば朝晩の歯磨きの苦手な子は一ヶ月続けようとか、毎朝、決まった時間に自分で起きよう等、生活に根ざすものが取組みやすいと思います。そして何か一つ決めたら実行させてみて下さい。くじけそうな時は励まし、ちゃんとやっている時は褒めてあげ、折々ことばがけをします。また、お父さんが帰ってきたら、子どもの前で「パパ、○○ちゃんは今日もちゃんとできたのよ」と報告してお父さんの方からも大いに褒めてもらいましょう。そうすると家族に注目され、なおかつ褒められる事で、より意欲がわくと思います。

 唐突ですが、「ピグマリオン効果」というものがあります。これはギリシャ神話からの由来ですが、おおまかにいえば、ある王様が彫った女性像があまりにも美しかったので、現実のものになって欲しいと願ったところ、神様がその像に生命を吹きこんだという神話から、実際の学習の場で、教師が心密かに期待すると、子どもの能力が向上するという現象を「ピグマリオン効果」といっています。

 私たち親も、我が子を信じて、褒めて、認めて、励ましていく事により、子どもは良くなっていくのではないでしょうか?どうぞお母さんは、よき「ピグマリオン先生」であって欲しいと思います。

 

 

●AED設置のお知らせ●

自動体外式冶除細動器が設置されました。

AEDとは心臓が痙攣し、血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え正常なリズムに戻すための医療機器です。

2004年7月より医療従事者ではない一般市民でも使用できるようになり、病院や診療所、救急車はもちろんのこと空港、駅、スポーツクラブ、学校、公共施設企業等、人が多く集まる所を中心に設置されています。

AEDは操作方法が音声ガイドで流れるため、簡単に使用する事が出来ますが、私達職員は川口市消防署から、救急課救急係の方をお呼びし、いざとなる時の使用方法を実際に学びました。

 

●「言葉のピンポンことばは思考力を育てる!」●

「○○ちゃん、今日のお昼ごはん何たべたい?」「ええーっとね・・・」「ええーじゃわからないよ。そうだカレーにしょうか?○○ちゃん好きだもんね「ううー」「そうしましょう、そうしましょう。」これは、ごくありふれた親子の会話です。文面にすると、お母さんが一方的に話しているようですが、こんな風景たくさんありますよね!

しかし○○ちゃんは何食べたい?と聞かれた時、どんな物をイメージしたのでしょうか。またカレーと言われた時、それで良かったでしょうか?つまり双方の会話がきちんと成立していないと子どもの本当のところは分かりません。これが習慣化すると「あー」「うー」「うん」的、返答人間をつくってしまいます。言葉は、お互いに言いたいことを伝え合う事で、会話が成立する訳ですから、幼児期の言葉のやりとりはとても重要な事です。

子どもとの会話は、どうしても返答がスローになります。ついついじれったくなり、「こういう事じゃないの」とか「早くいいなさいよ」など、せかしてしまいがち!子どもは子どもなりにちゃんとお母さんに伝えたい事を真剣に頭の中で考えています。「ええーっと」と話始めたら、にこにこ笑顔で待ちましょう。必ず話始めます。決して先回りはしませんように!相手とのコミュニケーションの手段は言葉です。伝えたい事の内容を自分なりに組み立てるわけですから、かなりの思考力を要します。ちょっと時間がかかっても色々な言葉が話せる、作れる、子どもに育てましょう。

●プラス思考で意欲的な子に!●

お給料まで後2・3日。手元には5000円札一枚。
あなたでしたら、次のどちらにお考えですか?

ああ5000円しかない。どうしましょう。
まだ、5000円もあるわ、ラッキー。
さあ、どちらでしたか?同じ事でも180度違いますよね。どうせ5000円しかないのですから、この際、後者の考えをしませんか?

また、こんな場面は日常の場面でしばしばありませんか?子どもと出かけようとした際、駅のホームに行く時、子どもがぐずぐずして電車に乗り遅れたとき、まあこんなときもあるわ、次の電車がすいていると思うからいいとするか、まったくこの子が早くしてくれさえすれば・・・と思うかで子どもの受ける感じも大きく違いますよね!つまりできてしまった事は良かれ悪しかれ事実ですから、どうせならプラス思考に切替えて考える習慣をつけませんか?という提案です。

よくいいますよね!"気は持ちよう"と。この気の持ちようはお子さんに影響します。いつも悲観的なマイナス思考の方に傾くと子どもも「どうせ、やってもしょうがない」と言う消極的な考えにいってしまいます。お母さんがプラス思考になって「明日があるさ」的に明るく振る舞う事で、子どもも、頑張ろうという意欲に繋がると思います。

 

●子どもの遊びが大事!●

子どもの遊びが大事と言われていますが、どのような遊びをさせたらいいのでしょうか?
子どもの遊びは自発的な行為であり、主体的な取り組みです。
子どもが心を動かし、やってみたいという気持ちにさせるために


@自分で触れて操作してみたい楽しそうなおもちゃ
A自分で色々な形を作ってみたい紙や粘土
B触れると気持ちよさそうな水や砂・土や石など
C気持ちが落ちつく花や生き物
D流したり固めたり、自由に創作出来る砂・泥遊び
E見立てや、なりきって楽しめるごっこ遊びなどがあげられます。

遊びの中から子どもが生きる力の基礎が身につきます。そして遊びの中では色々な役割が必要です。お互いに調節し交代で役割を担えるようになって行きます。その中で将来に渡り「人として生きていく為の基礎」が体験され培われていきます。

 

 

●砂と土●

砂と土は子ども達が大好きな遊び道具であり、またとてもいい素材です。
唐突ですが、砂と土の説明はできますか?

砂は岩石のかけら。土は岩石のかけらと植物や生物が風化したものがまじりあって出来ているもの。ですから砂には匂いがなく、土には匂いがあります。そして土には微生物がすんでいるので植物が育つ事が出来ます。砂遊びは平気だけれど土には触れられない子どもがいます。砂は水に濡れてもそれほど体につきませんが、土は泥になりべタベタつくので泣きだしてしまう子もいます。しかし触る・こねる・掘るなど手作業から脳を刺激し集中する時間、考える時間が芽生えてきます。幼児期にしっかり触れさせる環境を作ってあげましょう。

 

 

●生活習慣の確立がなぜ必要か?●

●「うちは朝ごはんを食べない」
 朝ごはんは体温を上げる効果があり、運動を活発に行う事ができます。
 食べないと朝から疲れていて元気が出ないだけではなく姿勢も悪くなります。


●「わかっているけどできない」
 朝の光は体内リズムを正常に整える働きがあるそうです。朝はカーテンを開け、太陽の光
 を部屋に入れるだけでもよいのでまず始めてみませんか?


●「遅くまで起きているのは何がいけないの?」
 骨や筋肉を成長させたり、エネルギーを蓄えたりする成長ホルモンの分泌は深夜から朝方
 に行われるため、子どもの発達にとって睡眠は必要なのです。


●「食べ物の好き嫌いが多いので園で直してほしい」
 園では友達と食べる環境のなかで、栄養と体の仕組みにより変わります。好き嫌いは母親
 の偏食や生活のリズムの乱れで左右されることが多いので、ご家庭でも親子一緒に食事を
 楽しみ、家庭菜園やクッキングなどをすると食について興味・関心を持てるようになるか
 も知れません。是非試してみてください。

 

●「早寝早起き朝ごはん」を習慣にするために●

<ご家庭で>
 @起こすときはカーテンをあけよう
 Aカレンダーをつけて成果が見えるようにする
 B親子で生活の基本的ルールをつくろう
 C標語やポスターを作ろう


<子どもの自発性を育てる>
 @目標を決めて無理なく進める
 A朝の手伝いで五感を刺激しましょう 

 

 

●夏の疲れを吹き飛ばせ(飛んで行け!夏バテ)●

★   夏は食欲がなくなってきたり、体力を激しく消耗したりします。
   上手に食べて、暑さに負けない体を作りましょう。
  ☆エネルギー源(タンパク質)・・・枝豆やトウモロコシなど 
  ☆抵抗力をつける(ビタミンA)・・・ニンジン・のり・かぼちゃなど
  ☆疲労回復に大切(ビタミンB1)・・・豚肉・大豆などの豆類・緑黄 色野菜など
  ☆水分補給は麦茶や水・・・甘味のないものがお勧めです。
 
★ 暑さで体力を消耗した体は、しっかり休めないと体調を崩してしまいます。
  これから運動会の練習もあります。たっぷり睡眠をとって元気に過ごしましょう。
 
 ☆快眠のためのヒント
 ・早寝早起きの生活リズムを整える。・お風呂に入ってさっぱりする。
 ・汗を吸いやすいパジャマを着る。(寝る時おなかを冷やさない) 
 ・クーラーや扇風機を使って部屋を涼しくする。

 

 

●子どもを取り巻く環境の現状●

最近よく、「子どもたちの遅寝が多い」と言われます。日本小児保健協会の調査では夜10時以降に寝る子どもは4・5歳児では25%近くいるという報告もあります。

睡眠不足を訴える大人は多いですが、子どもも大人も生活環境に振り回される事が多い現状からすると、我が国のかなり多くの人々は睡眠不足の状態にあるのではないかと思われるほどです。

24時間、明々と明りがともるコンビニエンスストアがあり、テレビは24時間放映されインターネットも24時間利用可能です。昼夜なく生活しようと思えはどこでも出来る環境です。闇夜であるはずの夜が、明るすぎる現状があります。

親も出来るだけ、子どもの生活リズムを考え、子どもの健全な育成には「早寝、早起き、朝ごはん」です。子どもとともに実践し、睡眠と栄養のバランスを考え、出来る事から始めましょう。

せっかく身についた習慣を休みだからと言って遅くまで起きていたり、遅くまで寝ていたりすると、生活のリズムも崩れ、取り戻すのに時間もかかります。夏休みも規則正しい生活を送るよう心がけましょう。

●心の教育と自立を!●

日本の伝統行事の一つに七夕があります。昔の人は願い事に「文字が上手にかけますように」「お裁縫が上達しますように」等、技術や技能の向上を願っていたようです。七夕さまの歌詞の「五色の短冊」とは願い事が点まで届きますようにと、中国では五色の糸を吊るす事のようです。子どもたちは短冊に七夕の歌を歌いながら笹飾りを作ったり、日曜参観でお父さんと相談しながら願い事を書いていたようです。また、織姫様や彦星様のロマンチックな話がありますね。お子様と一諸にファンタジーの世界を楽しみ、豊かな情緒を育てる機会にしましょう。

年長組はお泊まり保育があります。お子さんが初めて親元を離れてのお泊まり保育は親も子も期待と不安でいっぱいです。非日常的な楽しい体験ですが、お友だちや先生と一日過ごすことは大きな自信につながります。子どもが自立できるチャンスです。事前に親子で話し合いプレッシャーを与えず、安心して参加できるよう配慮して下さい。