園の防災危機管理
〜安心・安全な園づくりのために〜
 

 日本は地震列島と言われるほど地震が多発する国です。2000年代(平成12年以降)に入ってからも大きな被害をもたらした東日本大震災、それに次ぎ熊本地方など震度6強以上の地震が8回も発生し、いつ首都圏直下型地震に襲われるか分かりません。日本に暮らしている以上、どこに住んでいてもそのリスクがあると言えるでしょう。いつ発生するか予測することが出来ませんので、被害を最小限に食い止める為に常に地震発生を念頭に置き、その上で事前に備蓄や避難準備をしておくことが重要です。

 
【 大地震 園児の引き取り方法のルール化 】

 天災は忘れた頃にやってくる!
 災害時は園児の引き取りをどうすれば良いのか不安に思われている保護者がいらっしゃいます。 お子さんの迎えは幼稚園と連絡を取り合うことが困難になりますので、災害が起きる前に家庭での明確なルール化を考えておきましょう。

● まずは保護者自身の安全確保

@

災害時にお子さんを引き取る場合、保護者自身の安全を確保することが大切です。お迎えの方法など、家庭内で明確なルールを作っておいてください。

A

総務省消防庁の防災マニュアル「帰宅困難者・帰宅の判断」では、遠距離を無理に帰宅しようとすると、二次災害を起こす恐れもあります。むやみに移動しないようにするとともに、注意を喚起しています。

B

自分の安全をしっかり確保し、お子さんのお迎えに来てほしいと思います。幼稚園は確実に引き渡しするまでお子さんを預かりますので、どうぞご安心ください。

 

● 災害が起きたとき

地震

  埼玉県南部(川口市)で震度5弱以上の地震が発生した場合は、通常の保育ができないため臨時休園とします。お子さんが園にいる、またはバスに乗っている場合、全保護者は直ちに幼稚園までお迎えをお願いします。登園時間・降園時間に関わらず、運行中のバスは安全が確認でき次第、園に戻ります。その際、一斉メールで園児の状況を全保護者に伝えます。(通信障害で送信に時間を要することもあります。)保護者(家族の方)がお迎えに来るまでお子さんを預かりますのでご安心ください。

他の災害

  防災情報や被害状況をもとに、園が≪緊急事態≫と判断した際には、一斉メールで報告します。地震と同様に全保護者のお迎えをお願いする場合もあります。

   
<避難場所>

  地震・火災の災害時、園児は園庭に避難をします。その後、状況に応じて園舎(保育室)に戻ります。(待機に備えて飲料水等の備蓄、個人用防災セットの保管を行っています。)松原幼稚園は地殻の表層部、地表からある深さまでの土層地層が強く、また高台にあり地震等にも強い為、水害にも強く安全です。近隣の小学校や他の施設よりも安全という事で、消防署の許可もあり園が避難場所になります。それに年間を通して温水プールがある為、帰宅困難になった際でも待機に備えて多少の水の確保はできます。(トイレ、体を拭く等)
  新郷松原幼稚園は園舎内が危険と思われた場合は、隣接する東本郷小学校の校庭に避難する場合もあります。(東本郷小学校は避難場所に指定されています。)園と小学校との境界フェンスに開閉可能な扉が設置されていますので、避難の際誘導には短時間で避難できます。

 

● 防災への取り組み

<避難訓練>

  地震・火災・不審者侵入など月毎にカリキュラムを組み、避難の仕方を練習し、スムーズに誘導できるよう取り組んでいます。年1回、大災害を想定した園児引き取り訓練も実施し、全保護者に参加してもらっています。また、年1、2回消防士さんに来園していただき、消防訓練も実施しています。

 
< 防災セット・防災頭巾の取り扱いについて >

  災害危機への備えとして園児一人一人に個人用として防災セット(保存水・ビスケット)等を購入していただき、新学期に園に持ってきていただきます。 また、新郷松原幼稚園は防災頭巾も個人用として購入していただき、緊急時に使用できるよう練習しています。松原幼稚園は、消防士と相談の上避難優先としています。

 
【 AED (自動体外式除細動器)を設置しています 】

  AEDとは、心臓が痙攣し血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。操作方法を音声ガイドでしてくれる為、簡単に使用する事が出来ます。両園の職員は緊急時に誰でも使用出来るよう、救急救命士を招き専門的な知識を学び処置が行えるようしています。
 (新郷松原幼稚園は近隣の姉妹園の保育所に設置あり。)

 
放射能汚染に関して当園の対応

  放射能に対する不安は少しずつ薄れ、川口市根岸地区方面・新郷地区方面も数値も安定して参りました。そこで両園でも放射能測定を休止することにしました。必要に応じ測定は可能です。また、PM2.5につきましても、埼玉県からの指令に合わせて対応していきます。引き続き安全面には配慮していきますので、ご理解ご協力をお願い致します。

 小沢学園では、市の指針方針に従うと共に、
園児と保護者の皆さんとが安心して生活できるよう努めて行きたいと思います。